
気軽に利用できる「設置型」社食サービスとは?
企業の福利厚生の中で、近年注目されているのが「社食サービス」です。健康的な社食を取り入れて、従業員の健康を支える目的で導入されています。その中でも設置型は気軽に利用できるので、取り入れたいと考える企業担当者も多いようです。そこでこの記事では、気軽に利用できる「設置型」社食サービスとは何か紹介するため、参考にしてください。
社食サービスとは?
社食サービスとは社員食堂に変わり、従業員に食事を提供するサービスです。社内で食事するスタイルや近くのコンビニやカフェ、レストランを社食代わりに利用できるものまで、さまざまな種類があります。従業員のニーズに合わせた内容のものが多くあり、健康に気を使ったメニューもあるようです。
■初期費用がかからない
さまざまな提供スタイルがある社食サービスですが、初期費用がかからないことでも導入しやすいようです。提供する場所を確保できない企業、社員数が少ない企業でも取り入れやすいですね。冷蔵庫や冷凍庫が必要な場合は、社食サービスで準備してくれるので必要なものもありません。初期費用がかからず本格的な食事ができるのは企業側も嬉しいですね。設置型などは温めるための電子レンジは必要ですが、それ以外は用意する必要もありません。
■気軽に食事が楽しめる
社食サービスがあれば、社外に昼食を買いに行くことも外食することもありません。気軽に昼食を食べられ、休憩時間を有効活用できます。「お店が混んでいて食べられなかった」、「ゆっくり食事を楽しめない」という不満も社食サービスで改善できそうです。
■社食サービスは食事以外もOK
社食サービスは食事系だけではありません。
・軽食
・お惣菜のみ
・菓子パン
・ドリンク
・スイーツ
従業員のニーズに合わせてさまざまなものを提供してくれます。企業は社食サービスを利用し、従業員をサポートできるのです。
導入・管理しやすい「設置型」社食サービス
社食サービスの中でも、設置型は気軽に利用できることから注目されています。「設置型」の社食サービスについて紹介しましょう。
■設置型社食サービスとは?
設置型社食サービスは、社内に冷蔵庫や冷凍庫を設置してお弁当や総菜を販売するサービスです。サービスによってはワゴンで販売されることもあります。賞味期限なども社食サービスで管理してくれるので、企業側は管理作業などもありません。設置型は時間を問わずに24時間利用できるので、昼食の時間がバラバラでも利用できます。
■導入しやすい
設置型は冷蔵庫や冷凍庫を置く場所さえ確保すれば、導入可能です。必要な機材は社食サービスが準備するので手間も要りません。温めるための電子レンジも、サービスにより貸し出している業者もいるようです。改めて購入するものもないため、企業側も簡単に導入できます。
■商品の管理をしなくてもよい
設置型の社食サービスは、商品の補充も管理もスタッフが行います。期限切れの物があるか、ないかなどのチェックは面倒ですが、そういった手間もありません。社食サービスのスタッフが一貫して管理をしてくれるので、企業側は気軽に導入することが可能ですね。
■メニューも豊富
設置型の社食サービスを導入してから、従業員にあったメニューに変更することも可能です。女性が多い職場ならヘルシー志向に、男性が多いなら食事量が多いメニューなど種類も豊富になっています。中には、栄養バランス重視のメニューもあるようです。従業員のニーズに合わせてメニューを変えられるのも設置型のよい点といえるでしょう。
■キャッシュレス対応でお金の管理も楽ちん
設置型社食サービスでは、キャッシュレス対応も増えてきました。キャッシュレスなら面倒なお金の管理も必要ありませんね。現金の場合でも、集計は社食サービスのスタッフが行うので企業側の手間も省けます。
■24時間利用可能
設置型は24時間利用可能なので、勤務形態がバラバラでも問題ありません。昼食としてだけでなく、朝食としてや夜食としての利用も可能ですよ。
「設置型」以外の社食サービスの種類
社食サービスは設置型以外にも種類があります。従業員のニーズや企業の就業スタイルで選ぶとよいかもしれませんね。
■お弁当型
昼食の時間にお弁当を配達してくれるサービスです。ランチを買いに外へ出ることもないので、休憩時間をゆっくり使うことができますね。自分で温める手間もなく、温かいでき立てのご飯が食べられるのは従業員にとってもメリットでしょう。日替わりのお弁当や和食、洋食、中華、エスニックなど種類は豊富です。従業員が毎日食べても、飽きずに食事を楽しめます。
■提供型
提供型は会議室や休憩室、食堂などに会社外で作った料理を提供するスタイルです。スペースの確保は必要になりますが、温かいご飯を従業員同士で食べられます。従業員同士で食事をすることで話が弾み、絆も深まるでしょう。ただし、時間が限られているのでお昼を食べる時間が違う場合に利用するのは難しいかもしれません。
気軽に利用できる「設置型」社食サービスとは何か紹介しました。社食サービスに中でも設置型は管理もなく導入しやすいでしょう。企業は社食サービスを導入することで、コミュニケーションのきっかけ作りや従業員の健康管理に貢献できます。従業員も休憩時間を有効に使え、美味しく健康的な食事ができるので社食サービスにはメリットが多くありますね。